我が家は2022年に、中古リノベーションのタワーマンションを購入しました。
当時の家族構成は、私と妻、そして1歳の娘の3人でした。
住宅を購入するとき、私が最も重視したのは資産価値でも投資効率でもありません。
家族が長く、快適に暮らせること。
これが一番でした。
もちろん、人生最大級の買い物です。住宅ローンを組めば、毎月の固定費も大きくなります。
それでも、私たちはマンション購入という選択をしました。

マンションを買ったら、住宅ローンがある分、投資できなくなるんじゃない?
僕も購入前はしっかり考えたよ。でも、住宅購入と資産形成は両立できると判断したんだ。
この記事では、私たちがマンションを購入した理由、住宅ローンの返済計画、購入後の投資への影響、そして実際に暮らしてみて感じたことを紹介します。
- 2022年、駅近の中古リノベーションマンションを購入した
- 駅近という立地のおかげで、マイカーが必要ない
- ペアローンを選んだのは、私一人の借入額では足りなかったから
- 金利上昇や管理費の増加も、購入時から考えていた
- マンション購入で、一時的に投資を止めた時期もあった
- 賃貸時代より住宅費は増えた。それでも納得している
- 住宅ローンを払いながら投資を続ける仕組み
- ライフシミュレーションで、住宅費を含めた将来を確認する
- 住宅ローンの繰上返済は、今すぐではなく将来の選択肢
- 繰上返済が必ずしも正解だとは思っていない
- 実際に購入してよかったこと
- 購入後に感じた、想定外だったことや少し後悔していること
- 持ち家か賃貸か。その論争より大切だと思うこと
- 住宅を購入するなら、まず得られる生活をイメージしてほしい
- まとめ|住宅は、家族の人生を豊かにするための買い物
2022年、駅近の中古リノベーションマンションを購入した
我が家がマンションを購入したのは2022年です。
当時は娘がまだ1歳で、これからの子育て環境についても考えていた時期でした。
いろいろと検討した結果、購入したのは駅近の中古リノベーション物件です。
決め手になったのは、何よりも住みやすさでした。
駅が近く、通勤や移動に困らない。周囲にはスーパーなど生活に必要な店舗があり、病院などの施設も充実しています。
また、近隣には学校も多く、子育てをする環境としても魅力的でした。
さらに、将来的な地域開発の計画もありました。
購入した当時から、今後さらに生活しやすい街になるのではないかと期待していたんです。
実際、その後数年で大型スーパーができ、大きなマンションや医療施設も増えました。
購入当時に期待していた街の変化を、今まさに実感しています。
駅近という立地のおかげで、マイカーが必要ない
駅近マンションに住んでいて、特に便利だと感じるのが移動のしやすさです。
通勤や買い物、病院への移動など、普段の生活で困る場面が少ないです。
その結果、我が家ではマイカーを所有する必要がありません。
自動車を持たなければ、車両購入費だけでなく、駐車場代や維持費なども発生しません。
もちろん、必要なときに車を利用することはありますが、普段の生活では車を持たずに済んでいます。
これは、住宅を選ぶときに想定していた便益の一つです。
また、妻の友人家族とも交流しやすい距離になったことも、私たちにとってうれしい点でした。
住宅の価値は、建物そのものだけではなく、そこでどんな生活ができるかにもある。
私はそう考えています。
ペアローンを選んだのは、私一人の借入額では足りなかったから
住宅ローンについては、夫婦でペアローンを組みました。
理由はとても単純です。
私一人の住宅ローンでは、必要な借入額に届かなかったからです。
ペアローンを利用して、夫婦で住宅を購入することにしました。
ただし、借りられるからといって、問題なく返済できるとは限りません。
そこで購入時には、仲介業者と返済計画について何度も話し合いました。
当時の収入や支出、今後の生活を考え、返済を続けられるか確認しました。
具体的な物件価格や借入額は公開しませんが、当時の家計状況を踏まえて、無理なく返済できると判断したうえで購入しています。
金利上昇や管理費の増加も、購入時から考えていた
住宅購入時に考えたのは、現在の返済額だけではありません。
我が家は変動金利の住宅ローンを利用しているので、将来の金利上昇も想定する必要がありました。
また、マンションである以上、管理費などが増える可能性もあります。
そうしたリスクも含めて、購入時の返済計画を検討しました。
そして実際に購入してみると、想定していたリスクが発生しています。
住宅ローン金利は、購入当時から約0.3%ポイント上昇しました。
さらに管理費などについても、今後大幅に増えるかもしれないという話が出ています。
場合によっては、現在の倍額になる可能性もあるとのことです。
購入して数年で、さっそくリスクが現実になり始めています(笑)。
もちろん、今後の金利や管理費がどうなるかは分かりません。
それでも、購入時の支払いだけを見て判断しなかったことは重要だったと思っています。
マンション購入で、一時的に投資を止めた時期もあった
マンションを購入すれば、当然まとまったお金が必要になります。
引っ越し費用。
家具や家電の準備。
その他、購入に伴う初期費用。
我が家でも、購入時には一時的に投資を停止した期間がありました。
ただし、その期間はかなり限定的でした。
引っ越しなどは相見積もりを取り、必要な費用を比較しました。
また、利用できる借入金も活用しながら、初期費用への対応を進めました。
その結果、住宅購入を理由に資産形成を長期間停止することなく、投資を再開できました。
家を買うために一時的に投資額が減ったとしても、私はそれ自体を失敗だとは考えていません。
資産形成は、家族の生活を実現するために行っているものだからです。
賃貸時代より住宅費は増えた。それでも納得している
賃貸時代と比べると、現在の住宅費は増えています。
ただ、部屋の広さも変わりました。
住環境や生活の利便性も含めて考えると、私自身は相応の増額だと感じています。
そもそも、以前と同じ条件の住宅に住み続けているわけではありません。
単純に毎月の家賃と住宅ローンの金額だけを比較しても、生活の質まで評価することは難しいと思います。
私は、住宅購入によって得られた住みやすさや、家族との暮らしを含めて、今の支出に納得しています。
住宅ローンを払いながら投資を続ける仕組み
現在、住宅ローンや共益費など、毎月発生する大きな固定費は基本的に私が支払っています。
それでも投資を続けられているのは、給料日に次の給料日までの支出をすべて確認しているからです。
私の場合、まず給与額を確認します。
そこから住宅ローンや共益費、クレジットカードなど、次の給与日までに必要な支出を差し引きます。
そして5万円を残し、投資できるお金は基本的にすべて投資しています。
住宅を購入したからといって、この基本的な考え方が変わったわけではありません。
住宅に必要なお金を先に確保したうえで、投資できる金額を計算しています。
我が家の具体的な家計管理や、給料日に投資額を決める方法はこちらで紹介しています。

ライフシミュレーションで、住宅費を含めた将来を確認する
住宅ローンを払いながら投資を続けるうえで、我が家が重視しているのがライフシミュレーションです。
現在、Excelで毎年の収入・支出・金融資産などを管理し、年始に見直しています。
その中には住宅費も含まれています。
住宅ローンを返済しながら、子どもの教育費が増える時期にはどうなるのか。
老後まで、どの程度の資産を維持できそうなのか。
こうしたことを、数十年単位で確認できるようにしています。
住宅購入時の返済計画だけで終わらせず、購入後も定期的に家計全体を見直す。
私にとっては、この習慣が住宅ローンと投資を両立するための土台になっています。
我が家のライフシミュレーションの作り方や、毎年見直す理由はこちらの記事で詳しくまとめています。

住宅ローンの繰上返済は、今すぐではなく将来の選択肢
住宅ローンについて考えると、繰上返済をするべきかという問題があります。
我が家では、現時点で繰上返済を急ぐ方針ではありません。
現在の予定では、私が定年退職するタイミングで一度検討したいと考えています。
その時点で住宅ローンがいくら残っているのか。
金融資産はどのくらいあるのか。
その後、どんな生活を送りたいのか。
そうしたことを踏まえて判断するつもりです。
ただし、必ず定年まで待つと決めているわけではありません。
今後の資産形成の状況によっては、もっと早くセミリタイアなどを考える可能性もあります。
その場合は、住宅ローンの返済計画も改めて考える必要があります。
繰上返済が必ずしも正解だとは思っていない
私は、住宅ローンを早く完済することだけが正解だとは考えていません。
繰上返済をすれば、将来の返済負担や金利負担を軽減できる可能性があります。
一方、そのためにまとまった現金を使うことになります。
その現金を手元に残しておけば、生活費や教育費に使ったり、投資に回したりする選択肢もあります。
私が重視したいのは、住宅ローンを早く完済すること自体ではありません。
その時点の資産状況や、これからの人生に合ったお金の使い方を選ぶこと。
また、金利の状況によっては借り換えも選択肢になると思っています。
ただし、借り換えについては現時点で具体的な比較や調査を終えているわけではありません。
今後、必要なタイミングで条件を確認し、検討したいと考えています。
実際に購入してよかったこと
2022年にマンションを購入してから、数年が経ちました。
振り返ってみると、購入してよかったと思うことはいくつもあります。
引っ越しについて考えなくなった
まず、今後どこに住もうかと考える必要がほとんどなくなりました。
もちろん、将来ずっと同じ家に住むとは限りません。
それでも、今はここを長く住む場所として考えられています。
住む場所が決まったことで、生活の見通しを立てやすくなりました。
街を見る目が変わった
もう一つ面白いのが、街の見え方が変わったことです。
賃貸に住んでいた頃と比べて、何十年も暮らすかもしれない街だと思うと、周囲の変化にも関心が向くようになりました。
大型スーパーができた。
病院が増えた。
新しいマンションが建った。
そうした変化を、自分たちの暮らしに関わる出来事として感じるようになりました。
住宅を購入したことで、その街で暮らす楽しみも増えた気がしています。
不動産という資産を持った
マンションを購入したことで、不動産という資産も持つことになりました。
ただし、住宅ローンもあるので、物件価格がそのまま自分たちの純資産になるわけではありません。
また、将来売却するときの価格も分かりません。
それでも、住む場所を確保しながら不動産を所有するという選択をしたことは、我が家にとって一つの変化でした。
購入後に感じた、想定外だったことや少し後悔していること
もちろん、購入してよかったことばかりではありません。
まず、住宅ローン金利や管理費などが、思っていたより早いペースで上がり始めたことです。
将来的な増加は想定していたものの、実際に支出が増える話が出てくると、やはり気になります。
そして、もう一つ。
戸建てに住んでいる友人が、ちょっと羨ましいです(笑)。
特に庭が欲しい!
マンションの利便性には満足していますが、戸建てには戸建ての魅力があります。
住んでみると、こういう気持ちも出てくるものですね。
また、今から購入時を振り返ると、部屋の内装についてはもっと具体的に生活をイメージしてから決めてもよかったと思っています。
物件の立地や周辺環境だけでなく、実際に毎日過ごす室内のイメージも大切です。
これから住宅を購入するなら、購入後の具体的な暮らしまで考えておくことをおすすめします。
持ち家か賃貸か。その論争より大切だと思うこと
住宅について調べると、「持ち家と賃貸のどちらがお得なのか」という話をよく見かけます。
私は、この論争にあまりこだわる必要はないと思っています。
もちろん、住宅費や資産価値などを比較することには意味があります。
でも、そもそも何を重視するかは家庭によって違います。
身軽に引っ越せることを重視する人もいれば、同じ街で長く暮らすことを重視する人もいます。
私たちの場合は、家族が快適に暮らせる住環境を重視しました。
その結果として、マンションを購入しました。
大事なのは「世間的にどちらが正しいか」ではなく、「自分たちがどんな生活をしたいか」だと思います。
住宅を購入するなら、まず得られる生活をイメージしてほしい
これから住宅購入を考えている共働き・子育て家庭に、一つだけ伝えるとしたら何か。
私は、まず「そこでどんな生活ができるのか」を考えてみてほしいです。
通勤は楽になるのか。
子育てしやすい環境なのか。
普段の買い物や通院に困らないか。
家族や友人との交流はしやすいか。
10年後、20年後も、そこで暮らしている自分たちを想像できるか。
こうしたことを考えるのが先だと思っています。
そのうえで、希望する生活を実現するにはいくら必要なのかを計算する。
住宅ローンの返済額、金利上昇、管理費、将来の教育費などを考慮し、無理なく暮らせるかを確認する。
希望する物件が予算に合わなければ、当然、物件や条件を見直す必要もあります。
でも、最初から「お金がかかるから無理」と決めつけるのではなく、まず家族がどんな生活を送りたいのかを考える。
私はその順番を大切にしたいです。
まとめ|住宅は、家族の人生を豊かにするための買い物
我が家は2022年にマンションを購入しました。
駅近で生活しやすく、子育てにも便利で、これからの街の変化にも期待できる。
そんな住環境に魅力を感じて購入を決めました。
住宅費は賃貸時代より増えましたが、その分、住まいの広さや利便性も向上しています。
一方で、金利上昇や管理費の増加など、購入後に直面する問題もあります。
住宅を購入すれば、何もかも予定どおりに進むわけではありません。
だからこそ、家計を定期的に見直し、必要に応じて返済計画や投資額を調整していきたいと思っています。
そして何より、忘れたくないのが住宅を購入した目的です。
家族が、長く快適に、楽しく暮らすこと。
資産形成も住宅購入も、そのための手段です。
持ち家か賃貸かという世間の議論より、まずは自分たち家族がどんな未来を想像するか。
その未来を実現するために、お金の問題を一つずつ考えていけばいいと思っています。

家を買うことがゴールじゃなくて、そこで楽しく暮らすことが大事なんだね!
そう!住宅も投資も、家族が楽しく暮らすため。これからも両方を大切にしていきたいね。



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