ループイフダンをやめた理由|約50万円入れて30万円負けたFX自動売買の失敗

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2019〜2020年ごろ、私はFXの自動売買「ループイフダン」を使っていました。

利用した期間は半年ほどだったと思います。

最初は20万〜30万円程度から始め、その後追加で資金を入れ、最終的な投入額は約50万円。

そして、ざっくり30万円ほど負けました。

約50万円を入れて、約30万円の損失。

数字だけ見ても普通に痛い失敗です。

ただ、今振り返って一番つらかったのは30万円を失ったことではありません。

「自動売買なら放置できる」と思って始めたのに、四六時中為替レートが気になり、日常生活まで相場に支配されてしまったことです。

ごりら1号
ごりら1号

自動売買なら、むしろ何もしなくていいんじゃないの?


僕もそう思って始めた。でも実際は、人生で一番相場を見ていた時期になったよ……。

今、「もう一度ループイフダンをやるか?」と聞かれたら、答えは決まっています。

絶対にやりません。

この記事では、なぜ私がループイフダンを始め、最初は「これはすごい」と感じたのに、半年ほどで約30万円の損失を出して撤退したのかを実体験ベースで紹介します。

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結論|自動売買なのに、精神的にはまったく自動ではなかった

私がループイフダンをやめた一番大きな理由は、

自動売買なのに、精神的にはまったく放置できなかったからです。

システムが自動で売買してくれても、損失を負うのは自分です。

含み損が膨らめば気になる。

資金が足りなくなりそうな通知が来れば不安になる。

ロスカットされたらどうしようと考える。

その結果、スマホで為替レートを何度も確認するようになりました。

  • 仕事中でも気になる
  • プライベートでも気になる
  • デート中でも気になる
  • 夜中に通知で起きる

私にとっては、完全に生活へ悪影響が出ていました。

ループイフダンで何が起きたのか|半年間を振り返る

細かい取引履歴はもう残していませんが、当時の流れを整理するとこんな感じです。

時期状況
開始時20万〜30万円程度で自動売買を開始
序盤数千円単位の利益が積み上がり「これはすごい」と感じる
その後相場が逆方向へ動き、含み損が増える
途中通知を受けるたびに追加資金を投入
最終的な投入額約50万円
撤退時約30万円の損失

こうして見ると、最初から失敗していたわけではありません。

むしろ、最初に少しうまくいったことが、その後やめにくくなった理由の一つだったと思っています。

始めた理由は「自動で利益が積み上がるなら楽じゃん」

ループイフダンを始めたころの私は、すでに株式投資もしていました。

ただ、長期投資は基本的にやることがありません。

買って、持つ。

それだけです。

そのうち、「もっと早くお金を増やせないか」と考えるようになりました。

そんなときに知ったのがFXの自動売買です。

自分で毎回売買のタイミングを判断しなくても、システムが自動で取引してくれる。

細かい利益を積み重ねていく。

当時の私には、かなり魅力的に見えました。

「自動でやってくれるなら楽じゃん」

本当にそのくらいの感覚でした。

厄介だったのは、最初は本当に利益が出たこと

もし始めてすぐに大きく負けていたら、私はもっと早くやめていたかもしれません。

でも実際は逆でした。

最初は順調だったんです。

私が取引していたのは主にAUDやUSD。

特にAUDでは、数千円単位の利益が少しずつ積み上がっていきました。

1回の利益は大きくありません。

でも、自分が何もしなくても利益が増えていく。

その画面を見て、私は普通に思いました。

「これ、すごいじゃん。」

「自動だし、めちゃくちゃ楽じゃん。」

今振り返ると、この最初の成功体験がかなり大きかったです。

「この仕組みならいける」と思っていたので、その後状況が悪くなっても簡単には考え方を切り替えられませんでした。

通知が届くたびに資金を追加し、約50万円まで増えた

ところが、相場はずっと都合よく動いてくれません。

あるとき、保有していたポジションが悪い方向へ動き始めました。

そして届いたのが、私が当時「追証アラート」と認識していた通知です。

このままだと資金が足りなくなるかもしれない。

そう思い、私は追加でお金を入れました。

最初に入れていたのは20万〜30万円程度だったと思います。

しかし、その後も同じような場面があり、そのたびに追加資金を投入。

最終的には約50万円まで増えました。

今考えると、ここはかなり怖いところです。

利益を増やすために始めたはずなのに、途中から「損失を確定させたくないから追加でお金を入れる」状態になっていました。

始めたときとは、完全に目的が変わっています。

夜中2時の通知で飛び起き、追加資金を入れた

特に今でも覚えている出来事があります。

夜中の2時ごろです。

スマホへ通知が届きました。

寝ていた私は画面を見て、一気に目が覚めました。

「このままだとまずい」

そう思い、夜中に慌てて追加資金を入れました。

今振り返ると、かなり異常な状態だったと思います。

私は「自動だから楽」という理由で始めています。

それなのに、夜中に通知で起こされ、お金を追加している。

しかも、一度追加すれば安心できるわけでもありません。

また為替が動けば、次の不安がやってきます。

このころには「自動売買だから相場を見なくていい」という当初のイメージは完全になくなっていました。

仕事中もデート中も、頭のどこかに為替があった

FXで一番失ったものは、30万円ではなかったと思っています。

日常生活の平穏です。

仕事をしていても為替が気になる。

プライベートでもスマホを見る。

人と会っていても、頭のどこかに含み損がある。

当時はデート中でさえ為替が気になっていました。

目の前にいる人との時間より、スマホに表示される数字を気にしている。

当然、周りにも迷惑をかけます。

そして自分自身も、まったく楽しくありません。

資産を増やして生活を良くしたいはずなのに、その投資のせいで生活が悪くなっている。

さすがに、これは違うと思いました。

約30万円の損失でも「取り返すまで続ける」は選ばなかった

最終的に私は、ループイフダンを半年ほどでやめました。

投入したのは約50万円。

損失は約30万円だったと記憶しています。

かなり痛い金額です。

損失を確定するのも嫌でした。

それでも私は、

「30万円も負けたんだから、取り返すまで続けよう」

とは思いませんでした。

もう嫌だ。すぐやめたい。

その気持ちの方が圧倒的に強かったからです。

「いつか戻るかもしれない」と粘って、さらに何か月も相場を気にし続ける。

私には、その方が30万円を確定させることよりつらく感じました。

だから損失を受け入れて撤退しました。

結果的には、この判断をしてよかったと思っています。

失敗して分かった|「自動=低ストレス」ではない

ループイフダンを始めたとき、私は「自動売買」という言葉にかなり魅力を感じていました。

  • 自動なら、自分で判断しなくていい
  • 自動なら、相場を見なくていい
  • 自動なら、楽に続けられる

そんなイメージを持っていました。

でも私の場合は逆でした。

売買操作は自動でも、リスクを引き受けている自分の感情までは自動化できません。

含み損が増えれば怖い。

通知が来れば不安になる。

ロスカットが気になれば追加資金を入れたくなる。

私には、この投資方法はまったく合いませんでした。

FXや短期売買も含め、私が失敗を繰り返しながら現在の長期投資へ変わった経緯はこちらの記事でまとめています。

8年間投資を続けて分かったこと|失敗してもやめなかった理由
投資を始めて約8年。FXや短期売買で失敗しながらも、投資そのものをやめなかった理由を実体験で紹介します。投資信託中心・年初一括・相場を気にしすぎない現在の投資スタイルと、長く続けるために大切だと感じたことをまとめました。

30万円負けても、投資そのものはやめなかった

ループイフダンでは大きく失敗しました。

でも私は、投資そのものをやめたわけではありません。

やめたのは、自分に合わない投資方法です。

為替を予想する。

短期的な値動きを気にする。

大きな含み損に耐える。

こうした投資は私には向いていませんでした。

その後は投資について改めて勉強し、現在はNISAを使った投資信託や、長期保有を前提にした投資が中心です。

今の投資は、当時と比べればものすごく暇です。

毎日売買することもありません。

相場を見ない日もあります。

でも今は、その暇さこそが自分には合っていると思っています。

この失敗で、投資を選ぶ基準も変わった

以前の私は、投資を選ぶときに「どのくらい増えそうか」をかなり気にしていました。

今はそれだけではありません。

その投資を続けても、普通に生活できるか。

ここも重要な基準になっています。

投資のせいで仕事へ集中できない。

家族や周りの人との時間を楽しめない。

寝ている途中に相場が気になって起きる。

私にとっては、いくら期待リターンがあっても続けたい投資ではありません。

長期間続ける資産形成だからこそ、自分が無理なく続けられる方法を選ぶことの方が重要だと考えるようになりました。

今は「投資に使う時間」もコストだと考えている

ループイフダンを経験してから、私は投資の損益だけではなく、その投資に自分の時間や気持ちをどれだけ持っていかれるかも考えるようになりました。

当時は、利益が出ているか損しているか以上に、為替を確認する時間が増えていました。

仕事中にレートを見る。

プライベートでもスマホを開く。

夜中に通知が来れば起きる。

自動売買なのに、頭の中ではずっと投資をしているような状態でした。

今の私は、これも立派なコストだったと思っています。

仮に多少利益が出ていたとしても、毎日相場を確認し、仕事や家族との時間まで気にし続ける投資を長期間続けたいとは思いません。

逆に現在の長期投資は、基本的に買ったら持っているだけです。

毎日相場を見る必要もありません。

その分、仕事や家族、自分がやりたいことへ時間を使えます。

お金を増やすために、自分の時間まで大量に使わない。

ループイフダンで約30万円負けた経験から得たものの一つが、この考え方です。

今もう一度ループイフダンをやるか?絶対にやらない

では今、当時より投資経験も増えた状態でもう一度ループイフダンをやるか。

私の答えは、

絶対にやりません。

これは「ループイフダンを使えば全員が損をする」という意味ではありません。

あくまで私には合わなかったという話です。

ただ、私自身は約30万円の損失以上に、あの精神状態へ戻りたくありません。

  • 夜中の通知
  • 追加資金を入れる不安
  • 何度も開く為替レート
  • 仕事中も相場が気になる状態
  • プライベートまで相場に持っていかれる生活

もう二度と戻りたくありません。

ごりら1号
ごりら1号

じゃあ、もう一回やる?


絶対やらない(笑)。今の暇な長期投資の方が100倍いい。

まとめ|30万円より痛かったのは、生活を相場に支配されたこと

2019〜2020年ごろ、私は半年ほどループイフダンを利用しました。

最初はAUDなどで数千円ずつ利益が積み上がり、

「自動でこれだけ増えるならすごい」

と思っていました。

しかしその後、相場が逆方向へ動き、通知を受けて追加資金を投入。

最終的には約50万円を入れ、約30万円の損失で撤退しました。

夜中2時に通知で起きて資金を追加したこともあります。

仕事中も、プライベートも、デート中も為替が気になる。

そんな生活になりました。

30万円は痛いです。

でも、それ以上に嫌だったのは、自分の時間と感情を相場に支配されていたことでした。

資産形成は、生活を良くするためにやっています。

その投資のせいで毎日不安になり、周りの人との時間まで悪くなるなら、少なくとも私にとっては続ける意味がありません。

この失敗を経験したからこそ、今は相場を当てようとせず、長期で分散投資を続けるスタイルに落ち着いています。

楽に増やしたくて始めた自動売買が、一番心の休まらない投資になった。

私にとってループイフダンは、そんな投資でした。

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